世界と日本の博物館、時々ごはん

博物館を巡りながら、おいしいごはんと旅の模様を綴っていましたが、途中でコロナ禍になり、ほぼ日本の博物館。

【ロシア】ファベルジェ博物館Faberge Museum

サンクトペテルブルクにあるファベルジェ博物館。ロシア皇帝から受注した装飾芸術の逸品、インペリアル・イースター・エッグ9点を含む、ロシアの宝石商ピーター・カール・ファベルジェによって製作された作品が展示されています。

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川のほとりにある小さな博物館。日本から持って行ったガイドブックには載っていなかったのですが、現地でもらった観光マップで発見!こういうこじんまりした博物館は見逃せません。友人はロシア美術館に行きたいということで別行動、お昼にまた待ち合わせです。

 

10時半ごろに入館しましたが、8~10人ほどチケット購入に並んでいました。チケット購入後はクロークにコートを預けます。

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預け札もたまごです。かわいい!

 

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中に入り階段をのぼります。展示室は2階です。青の部屋、赤の部屋、ゴールドの部屋…といったようにテーマの色で展示分けされていました。

 

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はぁ、、どれもため息がでるほど。これが一番のお気に入りです。

日本語では「ファベルジェの卵」とも呼ばれるインペリアル・イースター・エッグはアレクサンドル3世、ニコライ2世が、皇后や母后であるマリアとアレクサンドラのために金細工師ピーター・カール・ファベリジェに特別に注文して作らせた美術工芸品。美しく精微な作りで、多くのものにはサプライズ(お楽しみ)と呼ばれる独創的な仕掛けが施してあります。(Wikipediaより)

 

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イースター・エッグだけでなく、いろいろ展示されています。

今まで旅行はアジア中心でしたが、こうやってロシアに来てみると、当たり前ですが今まで見ていたものと雰囲気が全く異なり新鮮です。今までなんとなく敷居が高くて(というか航空券が高くて)敬遠していたヨーロッパ周辺にももっと行きたいなあ。

 

展示室は5~6室ほどで一つ一つもそんなに広くないのですが、展示品が多く見応えたっぷりのためじっくり見ると意外と時間がかかります。友人との約束もあったので1時間半くらいで引き上げました。

 

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友人とカチューシャで集合。お店の内装も、店員さんのお洋服もふりふりでいわゆる日本っぽいかわいさです。

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味も文句なし!友人が行ったロシア美術館は広く、少し駆け足での観覧になってしまったそうです。一緒に行動するのもいいけど、時々こうやって海外でも別々に行動してそれぞれ報告しあえる友達がいるのはありがたいなあと思います。

 

ファベルジェ博物館、ロシアの素敵な美術工芸品を見ることができます。もちろんその他の美術館、博物館と同様内装それ自体も見る価値ありです。(2018.5)