世界と日本の博物館、時々ごはん

博物館を巡りながら、おいしいごはんと旅の模様を綴っていましたが、途中でコロナ禍になり、ほぼ日本の博物館。

【広島】日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)

日本妖怪博物館が2019年4月26日にオープンしました!なんでも、日本発の妖怪博物館で、博物館のある三次市が「稲生物怪録(いのうもののけろく)」というお話の舞台になっていることからこの地での開館の運びとなったそう。

 

湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム
住所:三次市三次町1691番地4
開館時間:9時30分~17時
休館日:原則毎週水曜日、年末年始
入館料:一般600円

 

博物館に行く前に、佐々木豆腐店「豆遊」でランチをしました。

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明治27年創業の佐々木豆腐店直営の食堂です。11時半着でしたが、すでに駐車場は埋まっていて8組ほどが待っていました。結局、1時間弱待ち;;

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注文したのは豆遊膳1150円。こんなに豆腐を一度に食べたのって初めてかも笑。特に右上に映っている豆腐のおから(?)がとってもおいしかった…!おからとポテトサラダの中間みたいな感じで、ほろほろのおからの中にシャキシャキのきゅうりが絶妙の食感を生み出しています。

 

開館直後のGWとあって、臨時駐車場もあり、博物館前の広場では出店が出て神楽などのイベントも行っていました。

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館内は、常設展示室と企画展示室合わせてもそんなに広くありません。常設展示室には、妖怪が描かれた絵巻物や絵画、日用品が展示されています。妖怪だけでなく、幻獣という想像上の生物のオブジェもあります。

 

一番の目玉は、三次市が舞台の「稲生物怪録」の展示です。稲生物怪録とは、江戸時代に実在した広島藩士の稲生武太夫(いのうぶたゆう)が少年時代に30日間にわたって現れる様々な妖怪や怪奇現象に耐え抜いた、その様子を描いた物語です。上記の常設展示室の展示は個々の妖怪の説明や、それぞれの展示の説明が少なく個人的に解説に物足りなさを感じたのですが、「稲生物怪録」は解説も詳しく分かりやすかったです。

 

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配布していた解説。絵巻物の詳しい解説を持って帰れるので家に帰ってからゆっくり読めます。

 

こちらは「チームラボ☆妖怪遊園地」コーナー。自分で妖怪塗り絵をすると、それがスクリーン上に出てきて、マイ妖怪が自由に動きます。子供たちも楽しそうでした!ちなみに、スクリーン上には40人(?)しか入れないようで、40人を超えると、先に入った妖怪から画面の外に出ていくらしいです。

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混んでいたので40分くらいかけて観覧。妖怪ってかわいい。絵巻物に書いてある妖怪は何かのキャラクターみたい。可愛らしい妖怪のグッズもたくさん販売されています。

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