世界と日本の博物館、時々ごはん

博物館を巡りながら、おいしいごはんと旅の模様を綴っていましたが、途中でコロナ禍になり、ほぼ日本の博物館。

【鹿児島】維新ふるさと館(旅行1日目)

ずっと行きたかった鹿児島、知覧。勢いで飛行機を予約して、1泊2日で鹿児島へ。
空がきれい。

 

鹿児島空港から鹿児島市内までバスで50分ほど。
写真は「若き薩摩の群像」。鹿児島中央駅東口にあります。薩摩藩が派遣し日本の近代化に貢献した英国留学生たち。

 

正面ではなく横から…

 

現在14時ちょっと前という微妙な時間…。お腹すいたけど、今食べると夜食べれなくなる…う~~ん。

がっつり食べて、夜を食べないことにしました!
選んだのは「黒豚料理 寿庵 中央駅西口店」さん。鹿児島中央駅西口から徒歩で3分ほど。ほんのちょっとの距離なのに暑すぎて暑すぎて;;

 

注文したのは、「黒豚の塩しゃぶランチ」2,860円。
しゃぶしゃぶですが、ゴマダレやポン酢ではなく、ハーブ塩をしゃぶしゃぶのだしに入れて、いただくスタイル。ハーブ塩は、桜島小みかん、ガーリック、ローズマリー、カレー、とうがらし、バジル、の6種類を楽しめます。

 

ポン酢やゴマダレに比べて味が物足りないかな、と思っていましたが、それぞれのお塩がしっかりと味を出していて、それでいて塩ならではの、ちょっと引いて素材の味を際出す感じもあり( *´艸`) とてもおいしい。写真を撮り忘れたのが残念。。

 

お野菜、ごはん、香の物、〆のラーメン、さらにデザートもついて2,860円。デザートもとって付けたようなものではなく、3種類詰め合わせ。大満足です。ごちそうさまでした!

 

昼食後、すでに15時過ぎ。急いで、維新ふるさと館に向かいます。鹿児島中央駅から歩いて10分。街並みを見ながら歩くにはちょうどいい距離なのですが、いかんせん時期が悪かった、、暑い本当に暑い。へろへろになりながらたどり着きます。

 

 

入館料大人300円です。ロッカーはないようですが、荷物を受付で預かってくれます。

 

幕末の薩摩の様子や維新についての博物館。
なぜ薩摩が幕末に力をつけたのか。その地理的要因や歴代薩摩藩主の政策などを映像資料、展示で見ることができます。また、西郷隆盛大久保利通を生んだ伝統的な地域教育「郷中教育」を実際に体験しながら学べるコーナーも。

 

大河ドラマ西郷どん」の展示もありました~。
色掛打は実際に篤姫演じる宮崎あおいさんがドラマで着たものだそう。


地下に降りると、テーマ展示室と維新体感ホール。維新体感ホールで「薩摩スチューデント、西へ」というドラマが上映されていました。海外への渡航が禁止されていた幕末に藩命により英国に留学した薩摩の若き留学生たちが開国後の日本を支えていきます。「維新への道」というドラマもあるそうですが、時間がなかったので今回は見れず…

 

高校生か大学生くらいの男の子が熱心に展示を見たり、ノートにメモを取っていました。私がそのくらいの年のときはいわゆる受験勉強はやりましたが、なんというか自分で何かに興味をもって博物館に来たり調べたりといったことはなかったなぁ。。勉強って本来こうあるものかなぁと思いました。

 

博物館の周辺は、「維新ふるさとの道」として整備されています。西郷隆盛・従道誕生地や大久保利通生い立ちの地で、石碑や銅像もあります。

写真は大久保利通像。

 

お宿は、鹿児島駅から徒歩5分くらいのゲストハウス。安いし寝るだけだから何でもよし。

 

チェックイン後、旅人と少し談笑したのち、銭湯へ。ゲストハウスから歩いて10~15分ほど。その名も「公衆浴場 霧島温泉」。

 

ここは、私が行った銭湯のなかでも3本の指に入るくらい好き。
チケット販売機でチケットを買って、番台に渡すシステム。脱衣室は、改装・リノベしておらず、古くからの木がいい味を出している内装。壁も床も木造でした。古いけど、丁寧に清掃されていてトイレもきれいです。最近はリノベされている銭湯も多く、それはそれで使い勝手もいいし快適だし、お店の人も管理しやすいんだろうけど、使う側としてはこういう、むっか~~しからの銭湯にあこがれるんですよね。

 

浴室はタイル張りで、昔ながらのモザイクタイルが古き良き日本のお風呂を思い出させてくれます。浴槽は2つ。端っこに一つと、浴室の真ん中にあるメインの浴槽。メインの浴槽は床に埋まっている(?)タイプ。お湯はとろとろでした。シャワーは、壁に固定されていて、出る量も少なく、あんまり使い勝手はよくない。けどそれがいい!w

 

いいお湯、いただきました!「旅行2日目」に続きます!