世界と日本の博物館、時々ごはん

博物館を巡りながら、おいしいごはんと旅の模様を綴っていましたが、途中でコロナ禍になり、ほぼ日本の博物館。

【岐阜】レトロミュージアム(岐阜旅行1)

3連休は岐阜県へ観光へ。行きは滋賀県米原から特急に乗って岐阜入りし、帰りは名古屋経由です。

 

お昼すぎに岐阜駅に到着、岐阜シティタワー43にある「飛騨牛料理 匠味」で網焼きの飛騨牛を頂きました…!!お昼から奮発しただけあって牛がうまい^^ JA直営とのことで、お肉だけでなく前菜とは思えない量のサラダも新鮮、デザートに出た柿のシャーベット、甘すぎず果肉も入っていてもう最高。

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食後はレンタカーを借りて、レトロミュージアムに向かいます。岐阜市内からは30~40分ほどで着きました。市内から北上すると左手に田んぼのなかにいきなりレトロな看板で「レトロミュージアム」と見えてきます。
営業時間:10:00~17:00
定休日:火曜日、水曜日、木曜日
住所:岐阜県山形市椎倉323

 

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1時間500円、その他3時間1,300円パック、1日2,500円パックがあります。小さいミュージアムなので、1日いるなんてそんな人いるんだろうかとも思っていましたがその訳は中に入って分かりました。

 

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懐かしのお菓子…!もちろん10円~50円ほどの値段で実際に購入可能です。この手の駄菓子、めっきり見なくなりましたけどまだ製造されてたんですね。

 

駄菓子コーナーの奥には、わにわにパックンなど懐かしのゲームが置かれています。これらのゲーム、入館料のみで追加料金なしで遊べます。

そして、これを目当てに1日券を購入する人がいるのであろう、パチンコエリア。

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わたくし、昔のパチンコはもとより、現在のパチンコも行ったことないですけど、「あ~~懐かしい!」。

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もちろん無料で遊べます。そのかわり当たっても換金も景品交換もありません。

これ、ダメです。パチンコ、だめ。一回もやらないほうがいい笑 初めて遊びましたが、見事にはまりました。ルールも当たりもはずれも分からないのに、なんというか、玉のじゃらじゃらという音と台の電子音、放たれる玉、回るルーレット、全部の音が見事に共鳴、頭がショートして夢中で打ち続けました…

1日券購入したくなる気持ち分かった笑 本物のパチンコはちょっと…でも話のタネに遊んでみたい、って方におすすめです。

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自動販売機コーナーは無料で入れます。
パチンコにはまらなければ、ミュージアム全体で1時間あれば十分堪能できます!

 

このミュージアムからさらに30~40分ほど北上したところに通称「モネの池」があります。残念ながら曇りだったので、写真はフリー画像から拝借。曇りでも水の透明度は抜群でしたが、また今度晴れた時に行きたいです。

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岐阜旅行2に続きます。

 

 

 



 

【台湾】袖珍博物館~世界No.2のミニチュア博物館~

久しぶりの海外編です!
気が付けば段々と海外に行く回数が少なくなっています…時間の制約とハブ空港まで遠くなってしまったので泣
台湾は2回目、一回目は九份に行くことができなかったので今回リベンジです。近いし、日本語通じるし週末海外にもってこいのお国ですね。

 

面白そうな博物館を発見、その名も

 

台北にある袖珍(しょうちん)博物館
住所:台北市建国北路一段96号地下1階
電話:02-2515-0583 休館日:月曜
営業時間:10時~18時 入館料:180元   (2017年現在)

 

MRT松山新店線、中和新蘆線「松江南京」駅出口4から徒歩5分ほど。

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館内はこんな感じ。所狭しとミニチュア。地球の歩き方によると、アジア初のミニチュア博物館で、館長が欧米などで収集したものを展示しており、その数はアジアで1番、世界で2番目とのこと。世界一の収集はどこにあるんでしょう、だれか知っている人がいれば教えてください。

 

解説がまた素敵で、ミニチュアの世界に入り込んだかのような気分。ミニチュアとかジオラマって心惹かれるものがあります。作れって言われたら絶対無理だけど…笑 「いーっ」ってなりそう。
小一時間もあれば、十分堪能できます。

 

ゲストハウスで出会った人に教えてもらい、翌日は「野柳(やりゅう)」に行きました。こんなところあるなんて全然知らなかった…

野柳風景区
住所:新北市万里区野柳村港東路167-1号
営業時間:8時~18時(冬季~17時)
料金:80元
基隆客運バスターミナルから「金山」行きバスで「野柳」下車(30元)
台北西駅A棟から「金青中心」行き国光客運バスで「野柳」下車(96元)

 

私はゲストハウスが台北駅の近くだったので、台北駅のバスターミナルからバスに乗りました。駅で職員の人に聞けば、乗るバスを教えてくれます。

 

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波の浸食でできた、岩(?)がごろごろと連なる海岸です。

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日本人にはあまり人気がないのか、中国人が多かったです。ただ、夏はめちゃくちゃ暑い…覚悟して行ってください。見応えはあります!(2017.9)



 

【京都】京都鉄道博物館

11月の三連休、友人の結婚式で近くまで来たので京都鉄道博物館に行きました。

結婚式シーズンのためか駅でも引き出物を持った人たちと多くすれ違いました。ドレス来て人前に出たり、思い出ムービーをながすなんて自分がやると思うと恥ずかしいしそんなロマンチックなことなんか無理だけど、人のそれを見るのはとても幸せな気持ちになります。

 

2016年に開館した新しい博物館。とても話題になりましたし、記憶に新しい人も多いかと思います。

セブンイレブンで事前にチケットを購入しました。詳しいことはいくつもネットに書いてあるのでそちらに譲るとして、12時までなら当日のチケットが買えるそうです。

 

京都駅からはバスに乗って10分くらい。

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人多いかな~ま、セブンでチケット買ってるから大丈夫だけどね!などと思いながら博物館に着きましたが、一瞬で中に入れました。

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 大きい~~。こだまはどこか懐かしい気持ちになります。このエリアで、車両のなかでお弁当を食べることができます。博物館の2階には実際の沿線を眺めながら食事ができるフードコートがあります。

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このエリアを抜け入った博物館の内部にも、どどーんと実物の車両が数台並んでいます。この博物館ほんとに広いのです…実際に実物を見ながら動き回るのでいつもより疲れました笑 

写真の三階部分の窓が新幹線になっているのお判りでしょうか。ここにソファがあって人もあまりいないので休憩におすすめです。

 

1階は鉄道の歴史にはじまり、実際の車両の仕組みや物理的な説明、2階はジオラマや運転コーナー、昔なつかしの鉄道広告の展示など。”Bon voyage”という、旅行についての企画展示をしていました。現在JRで走っている瑞穂とかの高級列車も乗りたいな~~

 

昼食含めて、3時間はいたかな、ゆっくり長く過ごしました。お子さんがいれば1日遊べますね!

 

文章書くって、難しいです。ブログ書き始めて改めて感じます。思ったことを理論的に口に出すのは得意なほうだと自負してるんですが、それが文字になると一向に進みません。ブログ記事もだらだらと、何日もかかって書いています。本を読んでいても、どうしてこの人文章こんなに面白く書けるのか、なんてただ読んでいた頃とは違う見方ができるようになったのは、ブログ書きはじめたからこそ。

 

【北海道】オホーツク流氷館(網走旅行2)

2日目は昼の便で札幌に帰るので、午前中にオホーツク流氷館へ行きます。

オホーツク流氷化は博物館網走監獄より山を登ったところにあり、1日目と同じバス停からバスに乗ります。ほとんどのお客さんは博物館網走監獄で降りて行きました、15分ほどで到着です。

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あいにく天気が悪いです。北海道の寒さなめてました、9月ですが寒い…スカートで来た(しかも生足)自分を呪います。

 

流氷がどのように発生するのかといったメカニズム、流氷が果たす役割がかなり詳しく、科学的に解説してあります。文系の私も概要はつかめましたが、理系だったら解説ももっと深く理解できたのかなと思います。クリオネなどのオホーツクの生物も多く展示されています。

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-15度の流氷体感コーナー。「タオル持って入ったら凍るよ~」という体験ができます(タオル貸してくれます)。入った瞬間は「これでー15度ならそんなに寒くなくない?」という感じでしたが、じわじわと凍えてきます。

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展望台からの眺め。天気がよければ、知床の先まで見渡せるそうです。

展示内容はそんなに多くないため、あっという間に見終わりました。他の博物館に行こうか悩みましたが、電車の時間を考えると微妙なので景色を見ながら時間をつぶしました。

バスの本数は多くないので、行き帰りと見学の時間を加味して入念な計画しておくといいかも。

 

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網走駅に帰ってきました。観光客でいっぱいです。

夕方には札幌に戻り、1泊。4日目はゲストハウスで知り合った人と時計台を見て、ジンギスカンを食べます。昔はゲストハウスで見知らぬ人と仲良くなったりとかそういうのに憧れていたけど、だんだん面倒になって話しかけられたら話す、というスタンスに。というかそもそも、宿泊層が明らかに年下になってきてなんとなく肩身狭いし、せまいボックスで寝るのもしんどいし、ある程度年齢を重ねるに従って年相応のところに泊まりたい。

 

初めての一人旅でしたが、満足でした。楽しかったけど、旅行はやっぱり誰かと行くほうが私は好きかな。ごはんの感想とか言いたいよね。

【北海道】博物館 網走監獄(網走旅行1)

北海道網走にある博物館網走監獄。前から興味はあったものの、遠いしなかなか一緒に行ってくれる人が見つからない。でも、博物館もだけれど網走という日本の最東北の街もどんなものか気になる。そして北海道を電車で横断したい。

よし、夏休みを利用して初めての一人旅に挑戦!9月の土日を含めて3泊4日1人北海道横断旅です。

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よく晴れていて飛行機から列島の形がよく分かります。1日目は昼ごろに札幌に着き、北海道大学総合博物館をふらふらしました。札幌農学校の時代からの北大の歴史、学部ごとの展示等、無料なのに展示、内容ともにボリューム満点です。小学生のときに家族旅行で北大に来て以来、10数年ぶりです。当時は何も思わなかったけれど、自然が多くて綺麗なキャンパスだと思います。芝生で学生さんが本を読んでいたり、歓談していたり。その後は雪印パーラーでパフェを食べて、適当にラーメンを食べてそそくさと宿へ。

2日目。早起きして網走行の特急オホーツクに乗ります。前日にみどりの窓口で往復券を購入しています。

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ひたすら窓の外を眺めるのが好きです。町の雰囲気や駅の大きさなど比較したり、ここで暮らしたらどんな感じかなーとか想像したり。北陸に行った時などは、山が全然違いましたね。地元はどちらかというとなだらか~~な緑の山が連なっているんですが、北陸はやはり雪化粧した切り立った角度のある山でした。北海道は、うん、とにかく広い。平野広い。収穫の時期なのか、広い畑に収穫物が詰まった大きい箱が何個も置かれています。

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到着。看板が風情を感じます。駅は小さくて観光客でごった返していました。お宿は駅前すぐの東横イン。一人旅なので宿は工夫しません。

東横インの向かいのすき屋(吉野屋だったかな?笑)から博物館へのバスが出ています。途中に「刑務所前」というバス停があるのですが、こちらは現役の刑務所なのでお間違いなく!

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入口。入場券を購入します。アンケート期間だそうでどこから来たか聞かれました。

そして、そして待ちに待った…

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刑務所飯!普通においしいです。むしろ普段の私の食事より栄養高いです。

10:00・11:30・14:30に無料のガイドツアーがあるので、これに参加します。

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お風呂の様子。刺青がリアル…

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こちらは舎房です。脱走しているのは、昭和の脱獄王白鳥由栄。毎日味噌汁を鉄枠に吹きかけ、味噌汁は塩分が含まれていますから、それで錆びるのを待って鉄枠を外すなど、26年間の服役中に4回も脱獄したそうです。

ありきたりな感想ですが、その熱意を他のことに向けられなかったのでしょうか。

 

このほかにも独立型独居房や休憩所、食堂や監獄職員官舎など当時の貴重な建築物が広い敷地内に点在しています。そう、この博物館めちゃくちゃ広いです。公園内にある建物をそれぞれめぐる、という形ですから、冬は無理でしょうね。寒くて死んでしまうと思います。

実際、この厳しい環境のなか多くの囚人が北海道開拓に精を出し、監獄職員含め多くの方が亡くなったそうです。当時、囚人は北海道開拓の貴重な、というより主力の労働力でした。 ここらへんの歴史は、博物館内にある監獄歴史館で学ぶことができます。

 

北海道ってあまり、土地柄というか地元のくせ?みたいなものが少ないのかなーと勝手な印象を持っているのですが、それってもしかして歴史が浅いから…?。地域ごとのお正月のお雑煮の話になったときに、北海道の知り合いが「各家庭ルーツが違うので、地域のお雑煮というよりは家庭でそれぞれのお雑煮がある」と言っていました。もちろん、地域ごとにある程度特色があるのでしょうが、他の地域と比べ、方言等も少ないように思いますし、それもまた北海道の特色だなと感じます。

 

たっぷり2時間半は見学しました。最後は市内でざんぎ丼をいただきます!うまうま。歩いて町の様子を散策したいところですが、日が暮れてきたのでホテルに退散。明日は流氷の博物館に行きます(網走旅行2に続きます~)。

 

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【東京】憲政記念館

永田町国会議事堂の近くにあります。

東京メトロ 丸ノ内線・千代田線 国会議事堂前駅下車 2番出口から徒歩7分
        有楽町線半蔵門線南北線 永田町駅下車 2番出口から徒歩5分

入館料無料です。三連休の中日でしたが、がらがらです笑

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9月の下旬に衆議院の内部見学に友人と来ました。見学開始までほんの少しだけ時間があったので憲政博物館に寄りました。結局、さらっと見る時間すらなく1階のみの見学に‥泣

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ロビーに国会議事堂のミニチュアがあります。写真は中継でよく見る場所ですが、敷地全体のミニチュアもあります。 知らなかったんですが、敷地内に各都道府県の木が植えられているんですね。この辺は、国会議事堂の内部見学でも案内してくれます。

 

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昔の名前一覧(出席簿?)、名前忘れました。当庁したら名前を表にするやつです。

 

館内には議事堂の実物大模型があって記念撮影をすることができます。居眠り風写真を撮影。

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国会での発言が速記によって記録されていた時代の速記法や養成所のパネルがありました。国会議事堂の見学時間が迫っていたので、そそくさと退散しました。

 

議事堂の見学は、30~40人ほど集まっていました。この大所帯で一斉に移動するので、先頭に陣取っていないと職員さんの説明がなかなか聞けません。ロッカーはないし荷物も預けられないので、スーツケース等は要注意です。出張の合間かと思われるスーツの男性と、中国人観光客が大きいスーツケースを持っていましたが預けられないし、堂内は階段も多いし気の毒でした。どこかに預けてくることをおすすめします。

 

議事堂見学も憲政博物館も無料だし、セットで行くととても勉強になると思います!政治のことちゃんと考えてないな~と少し反省。今度は国会開会中に見にきたいですね!

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【シンガポール】プラナカン博物館 Peranakan Museum

シンガポール、プラナカン博物館。
住所:39 Armenian St.
開館時間:10:0~19:00(金曜は~21:00)
無休、大人10$、MRTシティ・ホール駅から徒歩10分。

 

プラナカンとは、15世紀ごろから国際貿易の拠点であったマラッカにやってきた中国人と現地の妻の子孫を指し、男性をババ、女性をニョニャといいます。中国とマレーの文化を中心にアジアやヨーロッパの様々な文化を折衷させ、独自の文化を創り上げました。

 

インドネシアではニョニャ料理を食べたことがありますが、シンガポールのプラナカン文化はあんまり知らない!というわけで、プラナカン博物館とNUSババ・ハウスに行ってきました。

 

午前中はNUSババ・ハウスへ。ババ・ハウスは1895年頃の創建時の姿を復元したプラナカンの住居です。当時の名家ウィー一族が暮らした家をシンガポール国立大学が修復し管理しているそう。完全予約制です。

10時からのツアーには私たちのほかに、欧米人2グループ、ベトナム人カップル、日本人の家族がいて計8~10名ほど。集まったところでガイドツアーの開始です。ところでこのガイドさん、"I'm from Tokyo,Japan"とのこと。シンガポールの駐在妻かな~なんて考えながら説明を聞きます。

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内部は撮影禁止のため外からパシャリ。この扉は装飾の部分が風通しになっていて、扉を閉めていても涼しいように、装飾部分の隙間は、内側から外側はよく見えるけれど、外側から内側は見えないようになっていてプライバシーの確保がされているそうです。建物の造り、その背景や歴史についてかなり詳しく説明してくれます。内部は壁、家具、床、天井、あちこちにプラナカンならではの精巧な装飾がほどこされていて、和洋折衷の独特の雰囲気がとても素敵!

 

復元当時、家にはコウモリが住み着いていて追い出さないと工事ができないのだが、プラナカンの文化ではコウモリは幸福の象徴で力づくでは追い出せない。コウモリが自主的(?)に外出をひたすら待って、最後の一匹が出て行ったのを見計らって網をかけて戻ってこれないようにしたらしい。

 

ツアーは小一時間ほどで終了。プラナカン博物館へ移動します。

 

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プラナカンのルーツや、結婚式、ニョニャ文化、宗教、食文化、お葬式などについて展示がされていて、ババ・ハウスだけでは分からないプラナカンの全体的な文化について学ぶことができます。

ババ・ハウスでも思ったけれど、プラナカンは芸が細かい…気が遠くなるようなビーズ刺繍や細かい細かい柄の陶磁器など。作るの大変だっただろうな(笑)でも素敵な柄に囲まれて幸せ。気に入ったので、帰りの空港でプラナカン柄のマグネットを購入しました。

館内ではスタンプ(インクで押すのではなく、型をとる)集めも。写真だと分かりにくいですが、この押し型もまたかわいらしいのです。

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館内はぼちぼち人はいましたが、混みあうことは全くなくゆっくりと鑑賞することができました。

NUSババ・ハウスとプラナカン博物館、2つあわせて行くのがおすすめです。

 

最近旅慣れしてくるにしたがって、ご飯や風景にも慣れてきて新しい感動がなくなり「まあこんなもんだよね」っていう冷めた感想を持つことが多いのですが、シンガポール最後の晩に食べたHokkien Mie(写真のやきそばみたいなやつ)は久しぶりに「これはおいしいいいいい!」となりました。屋台にものすごい行列ができていたので、期待しながら購入。裏切りません。

Hokkien Mie
住所:Sing Lian Eating House, 549 Lorong 29 Geylang, 389504

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