【タイ】カムティエン・ハウス~駅近!徒歩5分 19世紀のチェンマイ高床式住居~
5年以上前のタイ旅行。振り返れば、友人と行った初めての海外旅行で、写真を見返してもあの時何を考えてたとか、どんな風に感じたとか思い出せるくらい、楽しい旅行でした。
カムティエン・ハウスは、「地球の歩き方」で発見。
チェンマイを流れるピン川のほとりにあった19世紀中期の高床式の家を移築して博物館にしたもの。館内には当時の生活様式がそのまま再現されており、素朴なタイ人の生活を知ることができる。(地球の歩き方'12~'13)
アソーク駅のターミナル21からも歩いてすぐの好立地。そういえば、ターミナル21のフードコートは何回もお世話になりました。手軽に、安く、かつ本格的なタイ料理を食べて、食べて食べまくりました( *´艸`)
さて、肝心の博物館。チケットを払って入館します。
館内には、当時の狩猟・農耕用具、カラフルな衣装や生活用具が展示されています。
1848年にチェンマイのピン川のほとりに建てられたこの「カムティエン夫人の家」は、伝統的なラーンナー文化とその生活様式の重要な要素が詰め込まれています。ラーンナーとは、マンラーイ王によって1292年に成立したとされるタイのラーンナー王朝(別名チエンマイ王朝ともいう)を指します。
ラーンナー朝に暮らす人々は、人、霊的なもの、場所などのつながりや、個人の品行に関する厳しい規律に従って、有形無形の自然と調和し、祖先や精霊を敬いながら、日常生活を送っていました。("THE SIAM SOCIETY"から和訳)
和訳あっているか保証できませんので、原文はこちらからどうぞ。
http://www.siam-society.org/facilities/kamthieng.html
地下鉄から5分と都会の喧騒の中にありながら、一気にタイムスリップしたかのような空間です。
住所:131 Asok Montri Rd, Khlong Toei, Watthana,Bangkok 10110
電話:0-2661-6470~5
営業時間:火曜日~土曜日 9:00~17:00
休館日:日、月、祝
料金:100バーツ
アクセス:BTSアソーク駅E4から徒歩約7分、地下鉄スクンビット駅から徒歩約5分
【愛知】南極の博物館 南極観測船ふじ
名古屋港水族館と港にある南極観測船「ふじ」を見学してきました!
まずは水族館。お目当ては、ベルーガです。名古屋港水族館には6頭のベルーガがいて、「この子は真面目」「この子は気分屋さん」といったようにみんなそれぞれ個性があってかわいい…
今日は、12歳の女の子、ななちゃんが大活躍でした。写真は「不思議な魚の食べ方」のイベントの一コマ。水槽の前に来てくれて、空気の輪っか「エンジェルリング」を見せてくれました。
三連休とあって、水族館は家族連れや若いカップルで混雑しています。少し人ゴミに疲れたところで、ガーデンふ頭にある南極観測船ふじを見学しに行きます。水族館から「ふじ」までは徒歩5分ほど。
1965年から18年間、日本初の本格的な南極観測の砕氷船として活躍していた「ふじ」。食糧や建築資材など、観測に必要な物資の輸送を行いました。入館すると、乗船証明書をもらえます。
内部は広く、いろいろなお部屋があります。
マネキンがご飯を作っています。
一般の寝室。ベッドの幅も狭く、寝返りも打てそうにありません。布団もカチカチでした…
こちらは、庶務室。文書管理や庶務事務を行っていました。
地下1階と1階は実際の船舶の展示、2階は「南極の博物館」になっていて、南極観測の歴史や成果、南極の鳥類のはく製などが解説、展示されています。甲板には物資輸送に使われていたヘリコプターがあります。
水族館で疲れていたので、ざっと流し見で30分ほど。人も少なく、ゆっくりと見学することができました。水族館の雑踏に疲れた方、空調もよく効いていておすすめです。(2019.9)
住所:名古屋市港区港町1番9号
開館時間:9:30~17:00
休館日:毎週月曜日
入館料:大人・高校生300円、小・中学生200円
アクセス:名古屋市営地下鉄名港線「名古屋港」駅3番出口から徒歩5分
【ロシア】冷戦博物館 バンカー42~旧ソ連の機密地下シェルターに潜入~
ロシア、モスクワにある冷戦博物館。当時のソ連が冷戦にあたり地下深くに建設した核シェルターが公開されています。
ロシアに住む友人を訪ねることが決まり、いろいろとインターネットで調べると地球の歩き方にも載っていない、この面白そうな博物館を発見!ツアーでしか参加できないようなのと、日本の旅行会社を通すとお値段が(私が調べたときはH○Sで現地ツアーがありました)…仲介してもらうから仕方ないんですけどね。
とりあえず、博物館のHPから予約を申し込みました。
http://bunker42.com/eng/
返信を待つこと2週間。・・・音沙汰なし泣
結局ロシア在住の友人に電話してもらい、予約しました。旅行会社を通さず自分で予約したい人は、あきらめず予約フォームから連絡を取り続けるか、ロシアに着いたら電話して予約するか、はたまた現地に突撃するか、でしょうか。
最寄のタガンスタヤ駅からは、10分も歩けば着きます。「本当にこんなところにあるのかな」って思ったらそれは道を間違っていない証拠です。住宅街に突如現れます。
ツアー時間の少し前に着きましたが、扉は閉まっているしなんだか入りにくい雰囲気なのでベンチに座って様子見。するとぽつぽつと同じ時間のツアーに参加するっぽい人たちが集まりはじめました。
オランダから来た青年と雑談。彼は、横井庄一さん(終戦を知らないままグアム島に28年間潜伏)に興味があり、横井さんに関する分厚い本を見せてくれた。旅行中なのにこんな重たい本を持ち歩くなんて勉強熱心だなあ…
そうこうしているうちに、扉のなかから職員の人が出てきて中に入れてくれました。私たちのほかに、オランダ人、中国人、全部で10~15名ほどのツアーでした。
地下に降りるのに階段を下ります。だんだんひんやりしてきて、雰囲気がぴりっと引き締まります。職員さんはとてもイケメンでしたが、雰囲気作りのためなのかたまたまそういう人なのか分かりませんがどことなく「旧ソ連」感を醸し出してきます(どんな雰囲気やねん)。質問したりするとにこやかに答えてくれましたが、ツアー客のなかに勝手に撮影したり、ツアーについてこない(シェルター内をうろうろする)人がいて、かなり厳しく注意を受けていました。やはり、今は博物館だけど極秘施設だったんだよな。。
シェルター内部。この構図どこかで見たことあるでしょ、と職員さん。
ロシアの地下鉄と同じなんです!写真は地下鉄のエスカレーター。
1時間くらいかけ、シェルター内を解説付きで回ります。会議室や、待機室(寝室)、核発射のシュミレーションコーナーもありました。
写真撮影NGでしたが、シェルターの全体を示した模型もありました。深く、広く、複雑…
私たちは行きませんでしたが、シェルターの見学が終わると、冷戦時代の食事ができるレストランにも案内してくれます。
終戦、冷戦から何年も経って、シェルターはその本来の役割を果たさなくてよくてこうやって観光施設になってる。これからも過去の施設、博物館であってほしいと思います。独特の雰囲気を肌で感じることのできる1時間でした。(2018.5)
住所:Moscow,5th Kotelnicheski Lane 11
電話番号:+7-4990703-44-55
アクセス:タガンスタヤ駅から徒歩6分
【広島】日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)
日本妖怪博物館が2019年4月26日にオープンしました!なんでも、日本発の妖怪博物館で、博物館のある三次市が「稲生物怪録(いのうもののけろく)」というお話の舞台になっていることからこの地での開館の運びとなったそう。
湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)
住所:三次市三次町1691番地4
開館時間:9時30分~17時
休館日:原則毎週水曜日、年末年始
入館料:一般600円
博物館に行く前に、佐々木豆腐店「豆遊」でランチをしました。
明治27年創業の佐々木豆腐店直営の食堂です。11時半着でしたが、すでに駐車場は埋まっていて8組ほどが待っていました。結局、1時間弱待ち;;
注文したのは豆遊膳1150円。こんなに豆腐を一度に食べたのって初めてかも笑。特に右上に映っている豆腐のおから(?)がとってもおいしかった…!おからとポテトサラダの中間みたいな感じで、ほろほろのおからの中にシャキシャキのきゅうりが絶妙の食感を生み出しています。
開館直後のGWとあって、臨時駐車場もあり、博物館前の広場では出店が出て神楽などのイベントも行っていました。
館内は、常設展示室と企画展示室合わせてもそんなに広くありません。常設展示室には、妖怪が描かれた絵巻物や絵画、日用品が展示されています。妖怪だけでなく、幻獣という想像上の生物のオブジェもあります。
一番の目玉は、三次市が舞台の「稲生物怪録」の展示です。稲生物怪録とは、江戸時代に実在した広島藩士の稲生武太夫(いのうぶたゆう)が少年時代に30日間にわたって現れる様々な妖怪や怪奇現象に耐え抜いた、その様子を描いた物語です。上記の常設展示室の展示は個々の妖怪の説明や、それぞれの展示の説明が少なく個人的に解説に物足りなさを感じたのですが、「稲生物怪録」は解説も詳しく分かりやすかったです。
配布していた解説。絵巻物の詳しい解説を持って帰れるので家に帰ってからゆっくり読めます。
こちらは「チームラボ☆妖怪遊園地」コーナー。自分で妖怪塗り絵をすると、それがスクリーン上に出てきて、マイ妖怪が自由に動きます。子供たちも楽しそうでした!ちなみに、スクリーン上には40人(?)しか入れないようで、40人を超えると、先に入った妖怪から画面の外に出ていくらしいです。
混んでいたので40分くらいかけて観覧。妖怪ってかわいい。絵巻物に書いてある妖怪は何かのキャラクターみたい。可愛らしい妖怪のグッズもたくさん販売されています。
【ハノイ】ベトナム民俗学博物館
2018年明けましておめでとうございます。というのはもう1年以上前の話ですね。だいぶ経ってしまいましたが、年明けとともにベトナムハノイに出発したのがこの旅行です。
早朝の飛行機に乗るべく初めての空港泊、そして初めての一人海外でした。
午後8時頃に関空に到着。エアロプラザ2階の"Refresh Square"が空いていたのでこちらを宿にします。
いわゆるネカフェのような個室ブースで休憩を取ることができます。個室はソファとフラットを選べます。Refresh Squareの中にはシャワーはないので、エアロプラザのシャワーを使います。
https://www.kansai-airport.or.jp/service/relax/02.html
そんなに安くないですが、これからの旅に備えて。寝不足のまま飛行機に乗るのはきついです。
ちなみに、復路は深夜着でこの"Refresh Square"は満室だったので、毛布を借りて(関空は毛布貸してくれます。)そこらへんのソファで寝ました。冬でしたが空調もずっと効いていて暖かいし、他の人も同じような人がいっぱいいて人目はあってとりあえず安心、宿泊料0円にしてはだいぶ快適でした。
今回楽しみにしていた博物館はこちら!
ベトナム民族学博物館 Vietnam Museum of Ethnology
住所:Nguyen Van Huyen Street Cau Giay, Hanoi
電話:(84-4)37562193
E-mail:info@vietnammuseumofethnology.com
休館日:毎週月曜日、旧正月、入館料:大人40,000ドン
市内からタクシーで20分、ホアンキエム湖のDinh Tien Hoang Streetから14番のミニバスでも着くようです(ベトナム民族学博物館のHP参照)。私は一人だったこともあって、面倒くさくてタクシーに乗りました。
到着したのは10時半くらいだったでしょうか。結構な人で賑わっていました。
あんまり覚えていないのでダイジェストでいきます。
留学していたインドネシアでも、バイクに5人乗っていたり、マットレスを何枚も(布団じゃなくてあの分厚いマットレスね)、またはにわとりを何匹も積んで走っているのは日常茶飯事でしたが、これはインドネシア人もびっくりの積荷ですね。
ここの博物館の楽しいところは、屋外展示が充実しているところ。ベトナムの多数の民族の住居が実物大そのままに展示されています。確か、その民族の人を呼んで実際に博物館用に作ってもらったとか解説に書いてあったような気がします(たぶん)。
これ、分かりますか?写真だとなかなか実感でないかもしれないですが、めちゃくちゃ大きいんです。
こちらは、住居のまわりを男女のペアがぐるりと取り囲んでいます。
拡大するとこんな感じ…
なかなかシュールです。子孫繁栄を祈願しているんでしょうが、ここに住みたいかといわれるとデザイン的に微妙‥笑
土日は水上人形劇の上演が無料で行われています!住居の中に実際に入れるし、家の中にも展示があって楽しいです。こういう「実際に入れる系」の博物館は満足度高いですね。
午後はホアンキエム湖の辺りを散策。郵便局があったので、友人に手紙を出しました!はがきを買って、普通に手紙を書きます。宛先と自分の名前だけ一応ローマ字にしておいて(”Japan”だけ書いておけば、日本に手紙が着いてから届けるのは日本人なんだから住所は日本語でいいかなと思いつつ、なんとなく雰囲気出すためにもローマ字にしておいた)、郵便局に持って行ってそこらへんにいる職員さんに”International”とか言えば、切手を売ってくれます。ぺたっと張って、ポストに投函して終わり!
後日、友人からちゃんと届いたと連絡がありました^^
【岐阜】下呂発 温泉博物館(岐阜旅行3)
岐阜駅から特急に乗って約1時間。下呂に着きました!
着いたんですが、着いたんですが…寒すぎるぅうう。寒すぎて散策できない。
下呂温泉は数年前に一度来たことがあるのですが、気温のせいなのか人が少なく、温泉街にもお店が少ないような…三連休中日にしては盛り上がりに欠け、こんなに寂れてたっけ??
寒いけれど、ここで宿に引きこもったらちょっともったいない。
<下呂発 温泉博物館>
住所:〒509-2207 岐阜県下呂市湯之島543−2
営業時間:9:00~17:00
定休日:毎週木曜日(祝祭日営業)
入館料:大人400円、小人200円
「温泉を科学と文化の両面から紹介する全国でもめずらしい温泉専門の博物館」(HPより)。
駐車場もあります。そして足湯もありました!入らなかったけど、足つぼ用の石が敷き詰められているようで、大学生がいたいいたいと言いながら楽しそうにはいっていました。
券売機でチケットを購入、受付で引き換え。
入口左手の部屋には、下呂温泉だけでなく、日本各地の温泉や昔の温泉パンフレット、ポスターが展示されています。「温泉の歴史」のコーナーですね。
右手の部屋は、温泉を科学的にみた展示がされています。
温泉が湧き出ているところで、岩がぬるぬるしてたりゴムっぽい変な色に変色していたりするのを見たことがありますか?あれって、微生物の働きによるものなんだとか。温泉の中に生息している微生物が、温泉水と接触する岩石などの表面に微生物皮膜を形成し、これをバイオマットと呼ぶそうです。
小さい博物館です。解説を全部読むとかしなければ(普通に見る分には)、30分もあれば十分かと思います。観光の合間にどうぞ!
その後は、コンビニでお酒とおつまみを買い、宿の温泉に入って部屋でまったりしました。いや~充実した3日間でした!
【岐阜】世界淡水魚園(岐阜旅行2)
モネの池から、岐阜市内に戻ってきました。夕飯は適当に済ませようとふらっと入った台湾まぜそばの「はなび」さん。
住所:岐阜市神田町6丁目16
うまあああい、うまいうまいうまい♡ 麺を食べ終わった後はれんげ一杯分のご飯を無料でくれるので、残った具材とまぜまぜして〆ます。
食後は、明治創業の銭湯、のはら湯へ。
住所:岐阜市三番町13番地
営業時間:平日 午前10時~午後11時まで
日曜日 午前8時45分~午後11時まで
長い間営業されていますが、清潔で丁寧に管理されています。女湯と男湯の真ん中でおばあちゃんが受付をしています。これぞ銭湯~~
カランカランと浴室で響く音はやっぱりケロリン。地元のおばあちゃんたちの声、男湯の声は聞こえないですが、やっほーって言ったらお話できると思います。インタビューを受けた新聞の切り抜きが脱衣所に貼ってありました。お風呂が各家庭にない時代はすごく繁盛していたけれど、今は存続で精いっぱい。古きよき銭湯、普段通わない自分がずっとそこにあってほしいと願うのは自分勝手な気がするけど、そこにあってほしいと思うのです。
ちなみに泉質めっちゃいいです。とろとろで、正直翌日入った下呂温泉より個人的にはよかった。
ゲストハウスで一泊。
友人は岐阜のモーニング文化を体験すべく早起きして出かけて行きましたが、私は朝が苦手なので世界淡水魚園から合流です。
なんでも、世界最大級の淡水魚の水族館だそうで、
こんなのや、
こんな子たちに1,000円で会えます。水族館なのに安いね!
午後からは特急に乗って下呂温泉に向かいます。(2019.2)